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活動休止のお知らせ

2017.05.16

いつもRegaを応援いただきまして、ありがとうございます。

本日をもって、Regaは無期限の活動休止に入ります。今後のライブの予定はありません。

活動休止にあたって、休止前最後の出演となりました2017年5月5日(金)、下北沢シェルターにおける「SuiseiNoboAz“liquid rainbow”release tour×宮川企画マイセルフ,ユアセルフ」でのライブを、全編ノーカットでYouTubeにアップしました。

 

 
<WORDS Recordings>
今回活動休止にあたり、Regaメンバーからは上記の事実以外に、こちらでのコメントはありません。Regaは音楽とライブでの表現が基本全てなので、上記ライブ映像を見てもらえれば何かしら伝わるかと。なので、言葉にするのは野暮ったいのですが、メンバーに代わりレーベル/マネジメントとして、且つ、若干の個人性を交え、書きます。興味があれば読んでもらえればと思います。

最初に、いわゆる今の「音楽活動」ではいろんな人たちに支えられていて実現でき、Regaもそのような状況でした。10周年という区切りで次のステージを目指して積極的に活動していくと伝えてきて、そういった意味では身勝手な形になってしまいました。支えてくれた人たちには大変、感謝しております。

自分個人が捉えている活動休止の理由は一つではなく、様々な要因の積み重ねです。その積み重ねにより、ニューアルバムへ向けての曲作りや一つ一つのライブなど、バンドとしての基本的な活動に対して、メンバーそれぞれが持つ理想的な形を共有し、実現できない状態になっていました。バンドとして10年が経ち、現状維持ではなく上を目指していく中で、その状態はRegaにとって許されないものとなったのが、一つの大きな理由です。

ただ、今回休止が決まった後に、既に決定していた三本のライブがあり、その三本は目を見張るほどの素晴らしいライブでした。皮肉なモノだけど、Regaというのはそういったバンドなのだと再認識しました。音楽やバンドに付きまとう飾りや重しや金や名誉らを削ぎ落としていくと、そこに残るのはニンゲンとニンゲンとニンゲンとニンゲンが向き合って、共に素晴らしい音楽を奏でるというだけの、純粋で原始的な形かもしれません。そういった状況にならないと、理想的なパフォーマンスができないのはこの時代の音楽において、いわゆるプロのアーティストとしては間違っている部分もあるかもしれませんが、逆をいうと、純粋なる音楽を体現しているバンドだと感じました。

そういった意味で今回の活動休止は、きっかけは後ろ向きな始まりだったことも否めないが、最終的には音楽にとって、バンドにとって、必要であり前向きな決断だと捉えています。そして、音楽やバンドという存在にとって、人間味のある「何か」を残してくれたと。

結局、何が伝えたいかというと、Regaは宇宙一かっこいいバンドです。これが、バンドだと信じています。自分らが思う宇宙一かっこいいバンドであり続けるためにもがき続け、そのもがいた結果が今回の形でもあるのかと思います。また、宇宙一かっこいいバンドを実現できるようにもしなったら、戻ってくると思います。いや、そんな肩書きは捨てて、純粋に四人で音を奏でられるようになったら、ですかね。音楽やバンドは、そういう、純粋で自由な表現であり続けてくれれば。

WORDS Recordings
吉本翔

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